無職から転職を始めたときは「やる気」があったのに、時間が経つと次第に失われることがあります。このままダラダラ過ごしてしまうのではないかと不安になることもあるでしょう。
「やる気が出ない」理由は、転職の目標ややりたいことが不明瞭で、危機感がないことです。
将来を具体的にイメージし、危機感を持つことで転職活動を成功させることができます。
この記事では、私が実際に体験したことから「やる気」を出す、「やる気」を維持する方法をお伝えします。
過去に自分が経験したからこそ、現在同じ状況にいる人たちに伝えられることがあると思います。
この記事はこんな人におすすめです。
・無職で転職活動のやる気が出ない人
・やる気があったが今はない人
Contents
無職期間がもたらす影響
無職期間が長くなるほど、転職活動が難しくなることがあります。
一般的に、ブランクが半年を超えると、多くの企業がその影響を考慮することが多いです。
ただし、必ずしも半年以内に転職活動を終えなければならないわけではなく、あくまで目安として捉えてください。
転職活動におけるやる気の重要性
「やる気」は、言い換えれば働く意欲です。働く意欲は、面接時に面接官に伝わりやすいものです。例えば、「やる気」がない場合、雰囲気や態度、声のトーン、話す内容に影響が出ます。そのため、「やる気」がない人は企業に採用されにくいのです。
ひとこと体験談
・実際にお試し企業の面接を受けた際、やる気が出ず不採用になってしまいました。
やる気が出ない時のモチベーションアップの習慣
どうしてもやる気が出ない時があると思います。そんな時は、日々の活動を少し工夫して過ごしてみましょう。
やる気は意図的に出すものではなく、行動することで後から自然に湧いてくることがあります。
日々の活動でやる気を育む方法
目標を設定する
短期的な目標設定をおすすめします。無職期間中は、短期的な目標を設定することで達成感が得やすくなるからです。
具体的には、週単位で目標を設定しましょう。例えば、「何曜日までに履歴書を完成させる」「面接対策をする」といった具体的な目標を立てることが効果的です。
ルーティーンを作る
毎日決まった時間に活動することを心がけます。無職期間は時間があるため、ダラダラ過ごしてしまいがちだからです。
具体的には、朝と夜の2つのルーティーンを作りましょう。昼間は何かしらの作業を行うとしても、朝と夜にルーティーンを取り入れることで、生活にメリハリが出ます。
ルーティーンは何でも構いませんが、時間の設定も重要です。例えば、以下のような活動を取り入れてみましょう:
- 読書を10分する
- 瞑想をする
- 散歩をする
- 日記をつける
これらのルーティーンを通じて、日々の生活をより充実させることができます。
小さな成功体験を大切する
小さな成功体験を自分で褒めることで、モチベーションを維持できます。これは、モチベーションの維持と自己肯定感の向上につながるからです。
具体的には、以下のような場面です。
- 目標設定:設定した目標を達成したとき
- ルーティーン:日々のルーティーン作業を継続できたとき
- 面接:面接でうまくいったとき
また、成功体験を日記に記録しておくこともおすすめです。日記をつけることで、振り返りができ、さらなるモチベーションにつながります。
ひとこと体験談
・目標を達成し、ルーティーンをこなすことが小さな成功体験につながりました。メリハリをつけて作業することで習慣化し、やる気の有無にかかわらず転職活動を進めることができました。
ストレス対策
ストレス対策はモチベーションの維持にもつながります。ウォーキングやジョギングなどの運動を行うことで、ストレス耐性を強化する脳内ホルモン「セロトニン」が分泌されることが研究で分かっています。セロトニンの分泌により、気分がポジティブになります。
また、趣味の時間を持つことでも、やる気を助長する脳内ホルモン「ドーパミン」が分泌されます。
運動や趣味の時間を意識的に取り入れていきましょう。
ひとこと体験談
・不採用を伝えられた時に落ち込んだが、ジョギングすることで気分をネガティブからポジティブに切り替えることができました。
やりたいことがない人に向けて
転職活動で「やりたいこと」が決まっていない場合でも、必ずしも具体的な目標を決める必要はありません。代わりに、次のステップに進む方法として以下の点を考えてみてください
- 将来の自分を描く:どのような状況で幸せを感じるかを考えます。
例:関東圏で働きたい、在宅勤務で働きたい、家族との時間を大切にしたいなど - 幸せの要素を細分化する:実現するために必要な条件を具体化します。
例:リモートワーク可能、フレックス制、完全週休二日制など - 妥協できる点とできない点を整理する:優先順位をつけることで、自分にとっての最も重要な要素を明確にします。
例 :- 平均残業20時間以内
- 転勤なし
- 給料
- 仕事内容
このように、自分の幸せのカタチをもとに条件を細分化し、優先順位をつけることで、転職活動の軸を明確にできます。
ひとこと体験談
・私は働き方を重視し、優先順位をつけることで応募企業を絞り込むことができ、効率的な転職活動ができました。
まとめ
・ブランクが長いと転職活動に影響するため、危機感を持つことが大切
・やる気の有無は面接で分かってしまうため、やる気が選考に左右することがある
・日々の活動に目標を持って過ごすことで、やる気を育むことができる
・やりたいことがなくても、整理できる
やる気スイッチをONにして転職活動をしましょう!
ひとこと体験談
・実際に利用した転職エージェント3社から、半年以上のブランクはできる限り避けた方が良いというアドバイスをいただきました。